ほくろ取り 韓国美容の最新トレンド
2024.10.08
- 韓国美容トレンド
アンニョンハセヨ〜!
ソウル在住のリーインです!
今日も早速、韓国の最新美容情報をお届けしますね!
今回のテーマは「ほくろ取り」です。
韓国の人気皮膚科へ
日本でも気軽にほくろ取りができるようになりましたよね。脱毛の感覚で受ける方も多いのではないでしょうか?
とはいえ、日本でやるとサイズにもよりますが1つ5,000円くらいが相場で、全身や顔全体をやるとなるとなかなか難しいですよね…。
でも韓国では、1つ当たり300円〜1,000円ほどでできるので、全身や顔全体のほくろ取りも気軽にできます。
今回ご紹介するのは『リメイ皮膚科』さんです!
リメイ皮膚科は、元々韓国人に人気のクリニックでしたが、最近は外国人のお客さんも増えているそうです。とはいえ、外国人向けに大々的な宣伝をしているわけではないので、「行ってみたら日本語ばかり聞こえる」「外国人料金が高い」「ぼったくりだ」という心配は無用です!(笑)
ある程度、韓国美容に詳しい方ならご存じのクリニックかもしれませんね。
リメイ皮膚科では、日本人向けのプロモーションは行っていません。LINE対応もしていないし、通訳さんが常駐しているわけでもありません。ただし、最近は日本語を話せるスタッフがいるようで、日本語の説明も用意されているみたいです。
実は、私自身も2年前にリメイ皮膚科で顔全体のシミ取りをしてもらいました。さらに、姉や友達、合計3人に紹介して、予約の手伝いもしました。つい先日、友達のほくろ取りの予約を手伝ったので、その体験を詳しくご紹介しますね。
予約について
リメイ皮膚科はLINE対応をしていないので、カカオトーク(以下:カトク)のインストールが必要です。
カトクでやりとりする場合、すべて韓国語で行う必要がありますが、最近の翻訳機はとても便利なので、Papagoという翻訳アプリを使えば難しくありません。
韓国語⇆日本語の翻訳アプリでは、Papagoが一番スムーズに翻訳してくれるので、韓国語に自信がない方にはぜひおすすめです。
カトクで「리메이 피부과」と検索すると公式チャンネルが出てくるので、友達追加をしてください。
韓国語でのやりとりには翻訳機を使えば問題ないと思いますが、日本語→韓国語に翻訳する際のコツとして、挨拶は「안녕하세요(こんにちは)」だけで十分です!
日頃の習慣で「よろしくお願いいたします」「失礼いたします」など丁寧な挨拶を加えたくなるものですが、韓国語では予約時にこうした言葉を使うことは少なく、翻訳も不自然になりがちです。必要な情報だけをシンプルに伝えましょう。
以下に、私が作成した簡単な予約フォームの例を載せておきます。ぜひ参考にしてください。
こんにちは〜!
1名前:(英語)
2希望の施術、効果:
3希望の日時:
4生年月日:
韓国語にすると
안녕하세요~!
1 이름:
2 원하는 시술,효과:
3 원하는 날짜,시간:
4 생년월일:
このフォーマットに沿って、翻訳した内容を入力して送信すればOKです!
韓国のクリニックは通常、休みの日を除いて、返信が早いので、少し待てば返事が来ると思います。翻訳機を使ってシンプルにやりとりすれば大丈夫です。
韓国語ができない場合は、事前に「翻訳機を使用する」と伝えておくと安心です。予約が取れたら、あとは当日、時間通りにクリニックに行けば問題ありません。
クリニックまでの行き方
リメイ皮膚科は、地下鉄3号線、6号線の약수역(薬水駅)7番出口のすぐ近くにあります!
旅行で訪れる方は、江南や東大門に宿泊されることが多いと思いますが、観光地からは少し離れているものの、路線が2つ通っていて駅近なのでアクセスは便利です。駅近で迷う心配が少ないのも助かりますよね。
クリニックの外観はこんな感じです。この建物の5階にあります。
受付の雰囲気もこんな感じです。日によっては、日本人も待合室にいることが多いそうです。
地元の方も多く利用していて、待ち時間が長くなることもあるようです。状況によっては、他のクリニックと比べて案内が少しスムーズでないと感じるかもしれません。
韓国旅行中に複数の施術やカウンセリングを詰め込む方も多いかもしれませんが、リメイ皮膚科に行く際は、少し時間に余裕を持って行くことをお勧めします。
受付から施術まで
受付は基本的に韓国語、または簡単な英語で対応することになりますが、運が良ければ日本語が話せるスタッフがいることもあります。私が紹介した友達や姉も、韓国語が全くできませんでしたが、簡単な英語と翻訳機を使えば問題なくやりとりができたそうです。
6月末に訪れた友達は、たまたま日本語が話せるスタッフがいたため、相談から施術まで日本語で対応してもらえたそうです。もちろん日本語が通じる方が安心できますが、韓国語ができなくても翻訳機を駆使して、クリニック側も工夫してくれるので、あまり心配しなくて大丈夫です!
受付後、少し待ってから相談室に移動します。
相談室には日本語のメニューも用意されており、外国人料金の心配もありません。
ほくろ取りの料金は大きさによって異なりますが、おおよその目安は次の通りです:
1mm以上:5,000〜8,000ウォン
やや大きめ:15,000ウォン
取り放題:250,000ウォン
ネットでは1つ3,000ウォンという情報もありますが、それはコロナ前の料金です。最近は少し値段が上がっています。それでも日本よりもかなり安いので、韓国で施術を受ける価値は十分にあると思います。
以下は、6月末に友達が訪れた際のメモと計算の様子です。目の前で料金を計算してくれるので安心ですね♪
人によって、またはほくろの大きさによりますが、友達は15個取ってこのくらいの料金でした。もっと多く取りたい方や大きめのほくろがある方は、取り放題プランを検討してみても良いかもしれません。
ちなみに、シュリンク(HIFU)やリジュランなどのレーザー系、ボトックスやスキンボトックスなどの注射系もあります。これらの施術も毎月イベントが行われており、気軽な価格で受けられます。
施術の流れ
施術が決まると、まず麻酔クリームを塗布します。施術箇所に塗って30分ほど放置しますが、その間は携帯をいじるなど自由に過ごせるので、退屈することはありませんでした(笑)。
クリームを塗ってラップを被せられるので少し不便ではありますが、待合室では他の方も同様に携帯を使って過ごしていました。これも韓国らしい光景ですよね。
こちらは2年前に私が訪れた際の写真です(笑)。全顔のシミ取りを受けたので、顔全体に麻酔クリームが塗られています。ちょっと面白い姿になっていますよね。
麻酔クリームを落とすのはセルフサービスです。洗面室があるので、そこで洗い流します。
麻酔クリームを落としたら、施術室に移動します。施術箇所にマーキングを行い、最終確認をします。
韓国では日本より少し雑に感じるかもしれません(笑)。もし不満があったり、漏れがあれば、しっかり伝えるようにしましょう。日本でも同じことが言えますが、すべてお任せせず、自分でも確認することが大切です。翻訳機が使えなくてもジェスチャーや簡単な英語で伝わるので、心配しなくても大丈夫です!
リメイ皮膚科では毎日多くの外国人を対応しているので、言葉が通じない状況にも慣れているはずです。
マーキングが終わると、炭酸ガスレーザーを使って施術が始まります。麻酔クリームを塗っているので、施術自体はそれほど痛くありません。ただ、レーザーによる少しパチパチした感覚が気になる方もいるかもしれません。もし痛みを感じたら、スタッフに伝えれば、施術のペースやパワーを調整してくれるはずです。ほくろの数や大きさにもよりますが、施術は5〜10分ほどで終了します。
施術後
施術が終わると、再度受付に戻りお会計を済ませます。注意事項についての紙ももらい、これで終了です。
再生テープとともに日本語で書かれた注意事項もいただきました。韓国のクリニックで日本語対応があるのは本当にありがたいですよね。
1〜2週間ほどは気をつけるべきこともありますし、再生テープの貼り替えや日焼け止めを塗るなど、ケアが必要ですが、どれも難しいことではないので、日常生活には大きな支障はないと思います。
処方箋をもらった場合は、近くの薬局で受け取れます。薬局では日本語が通じないことが多いですが、処方箋を渡せば無言でも対応してくれるので、心配することはありません。
術後経過
術後の経過
術後の経過についても写真を貼っておくので、参考にしてみてください!
【施術当日の夜】
少し腫れているのがわかると思います。
【施術3日後】
再生テープが少しふくらんできています。赤みも少し引いてきました。
【施術1週間後】
再生テープのふくらみも落ち着いてきました。よく見ると、ほくろを取った痕がうっすら見えるかもしれません。
※再生テープは貼り替えています。
【施術1ヶ月後】
腕の皮膚は薄いので、個人差はありますが再生に時間がかかることがあります。まだ少し虫刺されのような痕が残っています。
【施術2ヶ月後】
2ヶ月経ってやっと痕が消えました!時間はかかりましたが、きれいになりました。
体質や皮膚の厚さによって異なりますが、ほくろ取りの痕はだいたい1〜2ヶ月ほどで消えると思います。
まとめ
全体的にスムーズで効率の良い対応でしたが、さすが韓国のクリニックです。もしリメイ皮膚科の予約がいっぱいの場合、姉妹店の「エスジュンクリニック」(建大や蚕室にあります)もオススメです。こちらも地元の方々に人気のあるクリニックですので、リメイで予約が取れなかった方は検討してみてください。
私は普段、5日前〜3日前くらいに連絡して予約を取っていますが、今まで予約が取れなかったことはありません。それでも、旅行で訪れる方はスケジュールに余裕がないことが多いと思うので、早めにカカオトークで予約することをおすすめします。
予約は韓国語のみですが、日本語メニューが用意されていることや、日本語が話せるスタッフが時々いることを考えると、それほど難易度は高くないかもしれません。私の友達も、韓国語が全くできない状態で訪れましたが、翻訳機を使って問題なくコミュニケーションが取れました。X(旧Twitter)でも多くの方が翻訳機で対応した経験をシェアしていますので、あまり心配しないでくださいね。
もしこの記事を見て興味が湧いた方は、Xで「リメイ皮膚科」「リメイクリニック」「リメイ ほくろ」などと検索してみてください。リアルな体験談がたくさん出てくると思います。
(おまけ)韓国人の美肌の秘訣
最後に、韓国人の肌の美しさの秘訣についても少しだけお話ししたいと思います。
韓国人の肌が白くて綺麗というイメージを持っている方は多いかと思います。もちろん個人差はありますが、確かに韓国に住んでいて、韓国の人たちは肌が綺麗だと感じることが多いです。その秘訣を簡単にまとめると、次の3つです。
- 皮膚科に気軽に通える環境
韓国には皮膚科がたくさんあり、価格も比較的安いので、気軽に通える環境が整っています。肌トラブルがあれば、すぐに皮膚科へ行くのが当たり前で、男性でも通う方が多いです。大学生でも通っている方がいますよ。日本では、特に男性が肌のケアに気を使う人は少ないように感じますが、韓国では性別を問わず、肌をケアする文化が根付いています。 - キムチをはじめとした発酵食品の摂取
韓国では食事の際に「バンチャン」と呼ばれるおかずがたくさん出てきます。その中でもキムチはどこのお店でも必ず出てくる一品です。発酵食品は腸活に良く、腸が健康だと肌も綺麗になります。一石二鳥ですよね♪ - 日焼け対策は年中無休!
韓国では、男女問わず、冬でもしっかり日焼け止めを塗っています。基本的なスキンケアはもちろん、年中紫外線対策を欠かさない人がほとんどです。曇りの日でも油断せず、しっかり日焼け止めを塗りましょう!
韓国語ができないと少し難易度が高いかもしれませんが、コストパフォーマンスの良い施術を受けられるので、韓国での美容体験をおすすめします!
ぜひ韓国でたくさん美容施術を受けて、さらに美しくなってくださいね。
では、またお会いしましょう!
監修医師
ヘアケアクリニック 六本木院 副院長 / 技術指導医
後藤佳亮医師
名古屋大学医学部卒業・医師免許取得。
卒業後、愛知県にて研修を修了し、関東エリアにて病院勤務。
現在はヘアケアクリニック六本木院の副院長としてヒアルロン酸やボトックスの注入治療全般、肌管理、美肌治療を専門としている。