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避妊インプラント 韓国美容の最新トレンド

2024.08.29

  • 韓国美容トレンド

アンニョンハセヨ〜!お久しぶりです! 
ソウル在住のリーインです。 

今回は避妊インプラントについてご紹介します。 

避妊インプラントとは?

生理を楽にしたり、避妊をする方法はいくつかありますが、避妊インプラントは日本ではまだあまり認知されていないため、情報が少なく、知らない方も多いかもしれません。

簡単に説明すると、避妊インプラントとは、腕にマッチ棒くらいの細い棒状の避妊器具を入れ、その棒からプロゲストン(黄体ホルモン)が体内にゆっくりと長期間放出されることで、ピルのように避妊効果が得られる方法です。また、生理を楽にする効果もあります。

今回は、生理に悩まされている方や、避妊インプラントに興味はあるものの情報がなくて困っている方のために、避妊インプラントについて詳しくお伝えします!

避妊インプラントの詳細

もう少し詳しく解説していきますね!

避妊インプラントは、二の腕の皮下に挿入する避妊具で、なんと99%以上の避妊効果が約3年間持続します。サイズは長さ4センチ×直径2ミリほどで、内部に含まれる黄体ホルモンが少量ずつ血液中に放出されることで、排卵の抑制や子宮頸管粘膜の増粘によって精子が子宮に上がりづらくなり、高い避妊効果を発揮します。

また、避妊効果だけでなく、PMSや月経過多の改善も期待できます。簡単に言えば、ピルやミレーナと同じような効果が得られますが、毎日薬を飲む必要がなく、腕に入れるだけで済むのが特徴です。

万が一、体に合わなかったり妊娠を希望する場合は、簡単な施術で取り除くことも可能です。ただし、抜く時には軽い切開を伴うため、入れる時より少し大変かもしれません。避妊インプラントを入れると、生理が1ヶ月に1回くる方もいれば、数ヶ月に1回、あるいは全く来ない方もいるそうです。

避妊インプラントの注意点

これだけ便利な方法があるなら、ぜひやってみたいと思われるかもしれませんが、もちろんデメリットも存在します。現代の薬は技術が進化し、リスクがかなり抑えられているものも多いですが、体質によって合う合わないがあるのは事実です。

避妊インプラントにもいくつかの副作用やリスクがありますので、詳しく説明していきます。

  • 不正出血が続くことがある
    ピルなどと同様、体質に合わない場合、不正出血が1ヶ月から半年以上続くことがあります。生理を楽にしたくて施術を受けたのに、不正出血が続いてしまうという本末転倒なケースも少なくないようです。
  • 保険適用外で費用が高い
    日本では保険が適用されないため、費用がおよそ10万〜12万円と高額です。私が施術を受けた韓国では、約4万円でした。
  • 体重増加や肌荒れのリスク
    体質に合わない場合、体重が増えたり、ニキビが増えることがあります。ホルモンバランスを調整する薬や施術には、こうした副作用がつきものです。
  • 一時的な頭痛や胸の張り
    施術後、しばらく頭痛や胸の張りを感じることがありますが、これは一時的なものです。


一般的にこれらの副作用が報告されていますが、全く副作用がない人もいれば、体に合わずに副作用で苦しむ人もいるので、一概には言えません。また、事前に適正テストがあるわけではないため、実際に試してみないとわからない部分もあります。

私の場合、幸いにも副作用が全くありませんでしたが、SNSでの声を見ると、「体に合わなくてすぐに取り出した」「施術を受けた日から動悸が止まらなくなり、しばらく続いた」などの意見もあります。

「避妊インプラント」や「避妊インプラノン」で検索すれば、実際の体験談を聞けるかもしれません。気になる方はぜひ調べてみてください。

韓国での施術体験

ここまで避妊インプラントを説明しましたが、実際に私が受けた体験についてもお話ししますね。

私は24歳で、標準体重より少し下の普通体型です。タバコは全く吸わず、お酒も月に1回程度しか飲まない、比較的健康的な生活を送っています。

元々は5年間ほど低容量ピルを飲んでいましたが、毎日同じ時間に飲むのが面倒だったり、長年の服用による副作用が現れ始めたため、避妊インプラントを選びました。具体的には、息苦しさを感じることや、萎縮性膣炎、カンジダ症、性交痛などの不調が現れるようになりました。

そこで、リスクを承知の上で、韓国に住んでいることもあり、避妊インプラノンの施術を受けることに決めました。

クリニック選びと予約

クリニックは口コミと価格を見て選びました。技術に大きな差が出る施術ではないため、韓国のサイトを参考に、口コミが良く、値段も良心的なクリニックを選びました。私は江南にある「신소애여성의과(シンソエ女性医院)」で施術を受けましたが、こちらは通訳がいないため、韓国語上級者向けのクリニックです。ただし、日本人向けのクリニックよりも1万円以上安く施術を受けることができました。初診料込みで約4万円(約37万ウォン、2024年8月時点)でした。

韓国語ができない方でも、通訳が常駐しているクリニックがありますのでご安心ください。私が知っている限りでは、ソウルに「ザクリム女性クリニック(明洞)」と「Y queen産婦人科(江南)」があります。これらのクリニックは日本語対応も行っており、費用は約5万円ほどで、信頼できるところです。

予約はカカオトークで直接問い合わせ、2日後に予約が取れました。病院は地下鉄9番線の彦州駅(オンジュ駅)から徒歩6分ほどの場所にあります。建物は9階建てで、婦人科や皮膚科などのフロアが複数あります。病院の内観は清潔感があり、地元の方々にも人気があるようで、待合スペースは常に賑わっていました。

施術当日の流れ

受付で問診票を記入し、身長や体重、アレルギーの有無、妊娠の可能性などを聞かれました。

その後、先生と直接お話しし、施術を決めた経緯や副作用についての説明を受けました。施術は生理中〜生理直後に行うのが望ましいとのことで、避妊効果が出るまでの2週間は他の方法で避妊する必要があると説明されました。

少し不安はありましたが、韓国ではスピーディーに進める文化があり、看護師さんが迅速に準備を進めてくれました。

施術はうつ伏せで腕を横に伸ばし、利き手と反対の腕にインプラントを挿入しました。施術自体は無痛ですが、局部麻酔が少し痛かったです。施術時間はわずか数秒で、施術箇所を包帯で巻いて終了しました。全体の流れは非常にスムーズで、施術室に入ってから5分ほどで終わりました。

施術後の感想

施術後は特に体調不良もなく、左腕に少し圧迫感がある程度でした。友達とご飯を食べたりカフェに行ったりしましたが、特に問題はありませんでした。施術当日からお酒もOKとのことですが、なるべく控えるようにしました。また、施術部分はお風呂で濡らさないように注意が必要です。

施術後、あざができる方もいるようですが、私の場合はあざもなく、傷跡も目立ちませんでした。私は元々皮膚が分厚く、顔の脂肪吸引や二重切開をしてもあざができにくい体質です。そのため、避妊インプラントでもあざが全くできませんでしたが、あざができる方も多いので、その点は注意が必要です。

ちなみに、インプラントを入れた次の週に一度生理が来ましたが、その後は2ヶ月ほど生理が来ていません。今後の経過を見ながら、またレポートしたいと思います。

まとめ

結論としては、現時点では大満足しています。副作用もなく、生理痛やPMSから解放され、毎日ピルを飲む手間もなくなりました。ただ、左手にインプラントが入っているため、強い刺激を避ける必要があり、マッサージの際などは少し不便です。実際に試してみないとわからない要素も多いため、慎重に検討することが大切ですが、体に合えば非常に楽になるので、一度試してみる価値はあると思います。

体に関することなので慎重にならなければなりませんが、もし興味がある方はSNSで他の方の体験談を調べてみてください。韓国や欧米では多くの方が受けている施術なので、韓国語や英語で調べるとさらに多くの情報が得られるかもしれません。

また、具体的な経過や感想は、もう少し時間が経ってからレポートしますね。それでは今回はここまで!婦人系の悩みやホルモンバランスの問題は、女性にとって避けられない大きな問題です。このレポートが少しでもお役に立てれば幸いです。

また近いうちに、韓国の最新情報をお届けします!

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