エクボ形成 韓国美容の最新トレンド
2024.11.21
- 韓国美容トレンド
アンニョンハセヨ〜!ソウル在住のリーインです!
韓国は寒さが本格化し、すっかり冬の雰囲気が漂っていますね。寒いと外に出るのが億劫になりますが、美容施術のダウンタイムを考えると意外と良い季節かもしれません!
今回はそんな冬にもぴったりの「エクボ形成」について、私の体験談を交えながらたっぷりご紹介します。
「エクボ形成って何?エクボなんて生まれつきじゃないと無理でしょ?」と思う方も多いかもしれません。ですが韓国では、エクボを後から「作る」ことができるんです!笑ったときにエクボがあると特別感があって可愛らしく見えますよね。
韓国ではそこそこ人気があり、いろいろなクリニックで施術を受けることができます。エクボ形成は意外と手軽な手術で、プチ整形に興味がある方にはぴったりですよ!
エクボ形成とは?
エクボ形成は、口腔内を数ミリ切開して糸で表情筋と皮下組織を癒着させることで、笑ったときに自然なエクボを作る手術です。
外から傷が見えないため、顔に傷跡が残る心配がなく、局部麻酔で15分程度で完了するという手軽さが魅力です。さらにダウンタイムもほとんどないため、仕事帰りや休日の空き時間で気軽に受けることができます。
エクボの深さや位置、大きさは好みに応じてカスタマイズ可能です。「さりげなく小さめのエクボが欲しい」「はっきりした深めのエクボがいい」など、自分の希望をリクエストできるのも大きなメリットです。
私がエクボ形成を受けた理由
私がエクボ形成を受けたのは江南(カンナム)駅近くの「라라성형의과(ララ形成外科)」さんです。このクリニックでは日本語通訳が常駐しており、韓国語ができなくても安心して施術を受けることができます。
実は、私は昔から少し珍しいものや特別感のあるものに憧れる性格で、左利きやAB型といった特徴的な要素に心惹かれていました。エクボもそのひとつで、子どもの頃から「エクボがある人っていいな」と思っていたところ、エクボ形成という美容施術があることを知り、「これなら私もエクボを手に入れられる!」と、やってみることにしました。
最初は左側だけエクボを作り、後日右側も追加しました。片側だけエクボがある人も素敵だと思っていましたが、実際に左側に作ってみると気に入ってしまい、右側にも欲しくなったんです(笑)。
1回目の手術:左側のエクボ形成
1回目は、顔の脂肪吸引を受けるタイミングで一緒にお願いしました。手術は睡眠麻酔下(静脈内鎮静法)で行われたため、施術中の記憶は全くありません。術後は、エクボ部分に軽い突っ張り感があり、食事が少し食べづらかったのを覚えています。
顔の表面に傷や腫れはなく、口腔内に糸があるだけだったため、見た目には何の影響もありませんでした。この糸は溶けるタイプで、5〜7日ほどで自然に消えるので、抜糸は必要ありません。
デザインについては特にこだわりがなかったため、先生にお任せしました。カウンセリングでは、菜箸のような棒で頬を突きながら、エクボの位置や深さをシミュレーションしてもらいました。
大人っぽい浅めのデザインや、可愛らしい深めのデザインなど、選択肢は豊富です。私はミステリアスで色気がある雰囲気を求めて、浅めで小さなエクボを希望しました。
術後の経過(左側)
術後翌日
脂肪吸引の影響で顔全体が腫れていましたが、左側にエクボがしっかりと現れていました。ただ、笑っていないときでもエクボが見える状態だったため、少し不自然に感じると思います。
術後1週間
糸が溶けて口腔内の違和感がなくなり、笑っていないときのエクボも徐々に薄くなりました。突っ張り感は50%ほど残っていましたが、徐々に気にならなくなりました。
術後2週間
無表情時のエクボがほぼ見えなくなり、笑ったときだけ自然にエクボが現れるようになりました。突っ張り感も完全になくなり、日常生活に支障はなくなりました。
術後1ヶ月
脂肪吸引の腫れも引き、笑ったときのエクボが自然に見えるようになりました。天然のエクボと比べても違和感はなく、満足度の高い仕上がりになりました。
2回目の手術:右側のエクボ形成
次に2回目の手術です。脂肪吸引の経過観察時に右側にエクボを追加しました。今回はエクボのみだったので、局部麻酔で行い、施術時間は10分程度であっという間に終わりました。
手術中の痛みはほとんどありませんでしたが、局部麻酔の注射が少し痛かったです。
右側の術後の経過も、左側とほぼ同じでした。術後1週間後には無表情時のエクボが消え、笑ったときだけ自然に現れるバランスの良い仕上がりになりました。
費用と持続性について
ララ形成外科では、片側30万ウォン(約3万3千円※)、両側50万ウォン(約5万5千円※)と非常にリーズナブルです。
ただし、エクボ形成は糸で筋肉を癒着させるシンプルな手術であるため、持続性には個人差があります。私の場合、2年経過した現在ではほぼエクボが消えてしまいました。触るとわずかに凹む感覚はありますが、見た目では全くわかりません。
※1ウォン=0.11円のレートで計算
エクボ形成のメリットとデメリット
エクボ形成は手軽で費用も比較的安く、ダウンタイムも少ないため、気軽に挑戦できる美容整形の一つです。しかし、美容整形にはどんな施術にもリスクやデメリットがつきものです。稀ではありますが、糸が皮膚表面に出てきてしまい、出血が止まらなかったり、傷跡が残ってしまったりするケースが報告されています。
また、エクボの位置が想定と異なり、少しずれてしまう場合もあるそうです。エクボ形成は簡単な手術とはいえ、施術を受けるクリニック選びや手術の決断には慎重を期すことが大切です。
術後2年経過の感想
私の場合、2年が経過した現在では正直いに言うとエクボはほとんど目立たなくなってしまいました(笑)。触れるとわずかにへこんだ感覚はありますが、見た目では全くわからない程度です。
全力で笑った場合には、うっすらとエクボが見えるくらいにはなりますが、日常生活でそこまで力を入れて笑う機会は少ないため、実質「ほぼ消えた」といえる状態です。
術後半年間はエクボがしっかりと残っていましたが、その後徐々に薄くなり、1年経ったあたりで「ほとんど消えたな」と実感しました。とはいえ、糸で固定しているだけの施術なので、時間の経過とともにゆるんでしまうのは仕方のないことです。
埋没法の二重整形と同じように、エクボ形成も永続的なものではありません。しかし、私の姉は同じクリニックで施術を受けた後、2年以上経過した現在もエクボがしっかりと残っています。個人差や生活習慣、外的な刺激などの影響によって持続性が異なるようです。
持続性を高めるためには、頬に強い力を加えるマッサージを避けるなど、術後のケアが重要なようです。
最後に
エクボがあるだけで、顔に特別感や印象的な可愛らしさが生まれます。深さや位置の調整次第では、色っぽさを演出することも可能です。「エクボは恋の落とし穴」という某アイドルの言葉もあるように、小さなくぼみがもたらす魅力は計り知れません。
私が手術を受けた「ララ形成外科」以外にも、韓国にはエクボ形成を得意とするクリニックがたくさんあります。SNSや整形アプリを活用して、自分に合ったクリニックを探してみてください!
この情報が少しでも韓国美容に興味がある方の参考になれば嬉しいです。
今後も韓国の美容や整形に関する情報をたくさん発信していきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!
それでは、またお会いしましょう。
監修医師
ヘアケアクリニック 六本木院 副院長 / 技術指導医
後藤佳亮医師
名古屋大学医学部卒業・医師免許取得。
卒業後、愛知県にて研修を修了し、関東エリアにて病院勤務。
現在はヘアケアクリニック六本木院の副院長としてヒアルロン酸やボトックスの注入治療全般、肌管理、美肌治療を専門としている。