レーザー脱毛の原理
2020.01.23
- レーザー脱毛
シェービング、ワックス….ひとえに脱毛といっても様々な対策があるわけですが。いずれも恒久的な対策としては不十分です。
毎度、薬品代を消費し肌荒れに悩むぐらいでしたら、いっそのことレーザー脱毛を受けて毛母細胞を破壊して、恒久的な対策をお勧めします。
レーザー脱毛は安全で原理もシンプル
名前に「レーザー」という言葉が含まれるサービスなので、恐くなってしまう方もいらっしゃいますが、脱毛で使用するレーザーが人体に悪影響を及ぼす報告はなく。そのメカニズムは「毛の色素に反応して毛母細胞を不活性化させる」というとてもシンプルなものです。
レーザーには脱毛用途によって種類がある
脱毛に使用するレーザーですが、脱毛の用途や患者様の皮膚の状態、ニーズによって様々な種類を使い分けます。
アレキサンドライト
このレーザーは、多くの脱毛クリニックで一般的に使用されているものになります。毛包を効率的に不活性化するために最適な波長が出力され、別の用途ではシミ、肝斑の除去に使用されます。
YAG
このレーザーは主に日焼けした肌を含むすべての肌の方に使用することができます。他の種類のレーザーと比較して波長が長いため、肌の奥深くに沈着してしまっているメラニンの色素の除去などにも使用されます。
黒髪がレーザー脱毛には最適
レーザー脱毛機の原理は、先述したようなメラニン色素に反応してレーザーの熱で毛穴を不活性化するというものです。原理上、色素が薄い状態、例えば白髪などに対しては十分な脱毛効果を得ることが難しくなります。一方で、日焼けなどに対してもレーザーが反応してしまうため、事前準備として日焼けなどで肌を焼かないことが必要になります。
痛みはあるが、十分に耐えられる
レーザー脱毛には痛みは発生します。ゴムで弾かれたような痛みと、よく表現されます。
こちらは麻酔クリームをヘアケアクリニックもご用意しておりますので、もしテスト照射にて照射が辛いという方はご相談ください。
特定の薬については服用を中止してください
感光性の薬剤を服用されている場合には、服薬を中止していただく必要があります。
これらを服用されている際の照射は基本的には、当院もお断りしております。細かな薬品名を覚えておく必要はありませんが、服薬している薬剤がある場合には、「レーザー脱毛は何かを服薬するわけでもないし…」と勝手に判断して、申告しないなどしないようにしましょう。
必ず剃毛をしてきてください、毛抜きはダメ!!
レーザーが根元に照射できるように必ず剃毛してきてください。剃毛が不十分ですと、レーザーの熱が毛に反応して火傷のリスクも高くなります。またその時、必ず剃毛をして毛抜きはしないでください。メラニン色素がごっそりなくなり、照射効果が薄れてしまいます。
リスクを認知して正しいアフターケアを
レーザー脱毛は基本的に安全な治療と考えらていますが、火傷や毛嚢炎などの照射にあたる副作用も存在します。それらのリスクを認知して、照射後そのような症状が認められたら、照射した医療機関に相談しましょう。また照射後には軽度の火傷と近い状態にありますので、肌の保湿や日焼けを避けるなど、アフターケアを行いながらつるつる肌を目指してください。