レーザー脱毛の副作用について学ぼう
2019.10.16
- レーザー脱毛
レーザー脱毛のリスクを学ぼう
レーザー脱毛は、永続的に脱毛が可能であり人気があります。その永続的効果を得られる理由は、家庭用脱毛機や光脱毛より強力なレーザーを肌に照射することで毛の細胞そのものを破壊するからです。 そんな利点も大きいレーザー脱毛ですが、レーザーを照射するということに対する不安を抱かれる方や、副作用について気になされる方が多くいらっしゃいます。 そこで、ここではレーザー脱毛に関わるいくつかの副作用や不安になるポイントについて解説し、治療に対する正しい知識をご提供しようと思います。
レーザー脱毛に痛みはありますか?
こちらについては、YESです。 こちらは個人差が大きいところでもあるため、 不安な方はテスト照射などをお受けになり、事前に麻酔によって痛みを軽減することを推奨いたします。
照射後は痛みが続きますか?
治療後数日間、照射した皮膚は赤く腫れることがあります。一般的には日焼けに似たような感覚に近いといわれ、照射箇所にチクチクと痛みを感じます。ただし通常症状としては長期に及ぶことはまれですし、治療の数時間以内に冷却を行うことによって、症状を軽減することが可能です。最新の脱毛機ではこの冷却機能を伴うものがあるため、こちらを使用しているクリニックであれば照射後の痛みは比較的軽減されることが期待されます。
感染症のリスク
他の美容脱毛の方法と同様に毛包が損傷するため、毛嚢炎などを引き起こす可能性があります。もしそれらが発生した場合には、素早くクリニックに相談をしましょう。
妊娠中のレーザー脱毛
妊娠中方は、レーザー脱毛の施術はできません。実際に妊娠中のレーザー脱毛の安全性に関する研究はされておらず、リスクが正確に解明されていないためです。一方で妊娠中についてはホルモンバランスが変化するため、不要な場所に毛が生えてきたりして気になることがあると思いますが、こちらは出産後まで継続しない傾向にあるので、基本的には出産後までは剃毛などで対応されることを推奨いたします。
レーザー脱毛は癌を引き起こさない
レーザー脱毛療法が癌を引き起こすことはありません。医療レーザー脱毛は、皮膚細胞を通過し、毛包のみに作用するように設計されています。またレーザー脱毛で使用されるレーザーは、ごく微量な放射線を生成しますが、この放射線は有害ではなく、これらが癌を引き起こすという証拠はありません。
レーザー脱毛は不妊症を引き起こさない
レーザー脱毛が不妊症を引き起こすという根拠はありません。レーザーは皮膚を貫通するだけで、他の臓器に到達したり、影響を与えたりすることはありません。ただし、妊活を検討されている人についてはレーザー脱毛の施術のタイミングで必ず医師に相談してください。
以上、レーザー脱毛における代表的なリスクや不安をご紹介してきました。レーザー脱毛を受けるにあたり、これらを気にする必要はありませんが、起こりうるリスクをご自身でも理解して、万一発生した場合にクリニックで素早く対応できるように準備しておきましょう。